できない要因は…

ドッグスポーツ競技をやっていると、
いろいろと悩ましいことが出てきます。
特に、アジリティのような
さまざまな動きを要求される競技の場合、
「なぜできないのか?」
という壁にぶち当たることがありますよね。
例えば、
 なぜAフレームから速く降りて来られないのか?
 なぜスラロームが遅いのか??
 なぜハードルのバーをよく落とすのか???
 

皆さん、大なり小なり思い当たるところがあるかもしれません。

そういう問題を考える時に、要因分析として
いくつか思い当たりますよね。
ハードルのバーを落とすということを例に考えてみると、
可能性として、
 要因1 バーを落としてはイケナイことを理解していない
 要因2 目が悪いため適切なジャンプの踏み切りができない
 要因3 ハンドリング(人間の指示)が悪い
 要因4 犬のテンションが上がらない=やる気の問題

などがまず思い浮かびます。
犬護舎の会員さんたちの多くの方が、
要因3と4を疑うとおっしゃっていました。
その結果、たどり着くのは、
「犬も人間も練習量が足りないんだ、もっと練習しよう」
というところに落ち着きがちです。
ところが、犬護舎で多くのアスリート犬を見るようになって
上記にない要因が実は多いのではないかと、
私は密かに思っておりました。
それは…
 要因5 要求された動きができない理由が体のどこかにある
というものです。
この仮説を立証するかのように、
ケアが進むと、これまでできなかった動きが
できるようになった、という事例が大変多く、
よって犬護舎では、
何かができない要因はカラダにある!
半ば確信的にそう考えているのです。

先日、会員さんとお話していて面白い話を聞きました。
出典をはっきり記述できないのが心苦しいのですが、
海外からあるゲストを招聘してセミナーをした際に、
講師の方がこうおっしゃっていたというのです。
「皆さん、自分の犬がこういう動きができないという時に、
 何を疑いますか?
 犬の理解力? ハンドラーの指示の悪さ??
 いいえ、圧倒的に多い原因は、犬のカラダの悪さです。
 何かができないと思ったときには、
 まず犬のカラダを疑え!と理解してほしいと思います」
 

この話を教えてくださった方も、
この話を聞いたときに、はっとしたそうです。
こういう問いがあると、これまでは、
必ずハンドリングに原因を探していたそうなのです。
ここでバーを落としたのは、私の体の向きがこうだったからだ、とか
ここでは指示が遅すぎたんだ、とか
何らかの理由をこじつけてまで探して、
ハンドリング要因説に結び付けていた…と(笑)。

犬のカラダを疑え?そうは言っても、
ハードルを落とす要因をめぐって、動物病院を受診しても、
「答え」は、なかなか見つからないのが現状です。
そこがドッグスポーツ先進国と日本との違いです。
そんなことは飼い主さんたちは百も承知で、
だから体以外のことに要因を結び付けていた…んですよね。
そうそう、私も以前はそうだったんですよー…(苦笑)。

今犬護舎で取り組み始めていることは、一つの挑戦です。
一部の熟練した訓練士さんやドッグスポーツのインストラクターが、
経験的に知っていただけで、
日本ではまだ公に試みられてないことを
犬護舎で体系立ててカタチづくろうとしています。

ドッグスポーツをしていて「どうして?」と思ったら、
ぜひ、要因の1つとして、犬の体の問題を考えてみてください。
そういう時は、練習練習ではなく、
まずは、カラダを休めることが重要ですよ。
それでも改善しなかったら、犬護舎にご相談ください(笑)。
あなたの手(ケア)で愛犬のカラダを
改善させてあげられるかもしれません…!
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プロフィール

すーちゃん

Author:すーちゃん
さまざまな経験を経て、愛犬ボーダーコリーの股関節疾患(?)騒動が、犬のボディケアサロン犬護舎開院(埼玉県)のきっかけとなりました。ボーダーコリーCHARAとクリームヒーラー(?ホントはMIX・笑)HAL9000はお星さまになりました。白黒ボーダーHAYATEについては下記をご覧ください。現在は、MプードルのHUEHUE5歳と一緒にアジリティと服従訓練競技を楽しんでいます。

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2008年11月18日付
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