来院犬紹介シリーズ5
足を上げたり跛行が気になると、6歳の時に初来院。全身の硬直が著しく、股関節の可動域が極端に狭かったことからX線写真を拝見したところ、既に骨の変形が始まっていました。「足に負担がかからない範囲で一緒に楽しめるものをできれば続けたい」という飼い主さんの切実な思いもあって、取り組んでいた競技を1つに絞り、飼い主さんご自身によるセルフケアも含めると、練習の倍以上の時間をケアに費やして来ました。現在は当院でケア技術を学んだ修了生がケアを担当。その結果、症状を悪化させることもなく、年々パフォーマンスも上がり、なんと、11歳にしてエクストリームの予選を勝ち抜き、全国決勝へ! そして、12歳の今年、M嬢史上もっとも速いタイムを記録し続けています。継続は力なり。飼い主さんの努力と深い愛情に脱帽です。


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