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第三期技術者養成講座終了

今年4月からスタートした
腱のケア技術者養成講座第三期ですが、
4か月間を経て、今年の7月15日に
9名すべての受講生が
全課程を修了いたしました。
受講生の皆さん、お疲れさまでした!

第二期までと授業の内容は変わりませんが、
“分かりやすさ”を課題に、
授業構成を大幅に修正いたしました。
また、受講生の理解度や進捗状況を随時見ながら、
授業の内容を軌道修正していくことで、
9名全員が内容を見事消化することができたと
主催者サイドとしては、
大変満足のいく結果の出た講座となりました。
特に、最終日に行った「犬護舎研修」での
モデル犬のケアにおいては、
我々の予想以上の結果が出ており、
また、受講生の皆さんにとっても、それぞれ
これまで学んできたことの「手ごたえ」を
十分感じていただけた1日だったのではないか
と思っております。

「腱のケア」
この言葉も、犬の世界では、
ドッグスポーツに取り組む飼い主さんを中心に
少しずつ浸透していったこの数年間でしたが、
2012年7月を以って、院長を中心に研究中だった
このケアのメカニズムと技術的な手法も
ほぼ完成をみる運びとなりました。
これまで多くの飼い主さんや犬たちが
関わってくださったおかげと感謝しております。
腱をケアするということには、
本当に多くの未解明な部分と課題がありましたが、
それも概ね解明されたと思っております。

腱のケアには3つの理論があります。
出張を含め多くの飼い主さんたちに
これまでお教えしてきたのは、
腱へのフィードバックを利用した
第一番目の理論のみとなります。
その後第二理論、第三理論を“発見”し、
プロとして結果を出すために不可欠となる
2つの理論を併せて、今日に至っております。
第一期、第二期の受講生の皆さんには、
その技術は伝授しておりますが、
理論として確立したのはごく最近となるため、
近いうちに補講のような形で
ご紹介したいと考えておりますm(_ _)m。

今回の受講生は9名という多勢だったので、
本当に賑やかで和やかな授業となりました。
全員女性だったことも、華やかさの演出に拍車がかかり、
男性である院長とモッチ先生は、
内心タジタジだったのではないか…と思っています(笑)。
座学01

座学02

実技02

実技01

実技04

実技05

実技03

今回の9名の皆さんも、
歩みはそれぞれ異なると思いますが、
全員がプロの道を目指してくださると期待しています。
技術的には、腱のケアそのものは、
非常に高いレベルを習得しているので、
即実践に対応できる方々も多いと思われます。
受講生の皆さんと同じ道を歩んできた私が、
この4か月間を振り返ってみると、
今の受講生の皆さんに足りないのは、
ズバリ「経験」だと感じています。
多くの犬たちの体を触り、ケアをし、
その感覚を自分のものとして取り込んでいく…
これができれば、すべての受講生が
少なくとも私と同じ結果は出せるはずです。

長いようで短い4か月でしたが、
皆さんのがんばりと情熱には、
本当に頭の下がる思いです。
私ものほほんと構えてはいられません!(笑)

犬護舎本院の再開までには、
今しばらくお時間をいただくことになりそうですが、
腱のケアを受けてみたいと思われた方は、
ぜひ、受講生のところも訪れてみてください。
次回の技術者養成講座の開催は、まだ未定ですが、
ご希望の方が多数いらっしゃるようであれば、
秋以降の開催を計画していこうと思いますm(_ _)m。


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寄居情報7/17

本日(7/17)昼頃、寄居町にお住まいの年配の女性から
お電話をいただきました。

「今朝、うちの敷地内にある別棟の物置のところに行ったとき、
 中から犬が出てきて、思わず声をあげちゃったら、
 その犬も驚いたらしく逃げていったんだけれども…。
 その後、午前中に近くの動物病院に行ったとき、
 お宅のワンちゃんのポスターが貼ってあって、
 黒白の毛と、こちらを振り向いたときの
 立ち耳が大きい顔が今朝見た犬にそっくりだったので、
 思わず動物病院で『私、この犬、今朝見た!』と言ったら、
 獣医さんも待合室にいた人も、皆が
 すぐに電話してあげた方がいいということになり、
 電話しました」


という内容でした。
このお宅には現在は犬はおらず、
猫ちゃんが病院にかかっている、とのことです。
急遽、午後から寄居町へ行って、現場を確認し、
ハヤテの写真と姉犬カーラを見ていただきながら、
さらに詳しいお話をお聞きしたところ、

 黒白柄は間違いない、和犬ミックスではなく洋犬のようだった
 毛はこのコ(カーラ)よりも短かった
 この辺りではあまり見ないタイプの犬
 立ち耳がこの辺にいる犬たちよりも大きかった
 とても痩せていて、お腹がえぐれているような体型だったが、
 比較的元気だった
 体はかなり汚れていて、泥もついていた
 首輪をしていたのは確認したが、色は茶色っぽく見えた気がする
 「(姉犬カーラを見て)同じくらいか、
 痩せていたのでもう少し小さく見えたな…」


という証言が得られました。
ただし、この方はボーダーコリーという犬種を
ご存知ありませんでした。

場所は、埼玉県寄居町西ノ入という地区で、
JR八高線の折原という駅から、西に500mくらいの山里です。
周囲は森林、山、畑、空地(雑草)で、
住宅はぽつりぽつりと点在しています。
通報をくださった方は、警察にも連絡してくださり、
お嬢さんが周囲を「ハヤテ~」と呼びながら
探してくださったそうですが、
その後は見つけることはできなかった、ということです。

現場確認後に、山向こうの駐在所に行きましたが、
留守だったので郵便受けにポスターとお手紙を入れて帰ってきました。
折原小学校も訪れて、事情を話し
児童が目にする場所に掲示を願いしてきました。
校長先生がお留守とのことで、とりあえずは
あずかっていただくことに。
通報をくれた方にポスターを何部かお願いしてきましたので、
ご近所さんなどにも呼びかけてくださるそうです。

とにかく周囲は山なので、日高情報を確認に行った時と同じく
こんなところをハヤテが放浪しているかもしれないと思うだけで、
胸が締め付けられるような気分に陥りました…。
寄居町というのは、我が家から車で1時間半くらいのところです。
かなり遠くなりますが、地図で確認すると、
うちの近くの荒川の河川敷伝いに、3か月かけて移動したら、
寄居町に行くことは不可能ではありません。
むしろ、以前から、荒川沿いに移動していたら、
寄居とか長瀞に行ってしまうだろうな…
と思っていたエリアです。
以前に、寄居近辺にハヤテのポスターを掲示して
くださったご協力者の方がいらして、
それが功を奏した通報だと思います。
本当にありがたく思っておりますm(_ _)m。

現在横浜情報がある中で、今回の寄居の情報が出てきたのですが、
正直、私はどうしたらいいか分からなくなってしまいました。
どれがハヤテなのか、どれもハヤテではないのか……
捜索はどこに重点をおくべきなのかも分かりません。

寄居近辺にお住まいの方、もし、黒白の放浪犬を見たら、
ご連絡をいただきたく、どうぞよろしくお願いたしますm(_ _)m。

*******************************

その後の目撃情報から、
寄居放浪犬はハヤテではない可能性が高まりました。

ハヤテ横浜情報の詳細

ハヤテ横浜情報の詳細は以下の通りです。

目撃エリア(1):
   横浜市鶴見区馬場界隈
   ボーダーコリー1頭を既に飼っているお宅の方に
   一緒に連れられてお散歩していたそうです

目撃エリア(2):
   横浜市金沢区海の公園 ドッグラン
   ご家族で遊びに来て、ドッグラン内で
   遊ばせていたそうです



目撃情報の詳細と経緯は以下の通りです。
なお、上記2つの目撃が同一犬かどうかはまだ不明です。

今回の情報の詳細をぜひ皆さんにも共有していただく、
内容を公開することにします。

埼玉県深谷市の目撃情報がハヤテではないと判明し、
このブログにて、
「皆さんのまわりにこれまで見たことのない
 ボーダーコリーがいたら、ぜひハヤテかどうか
 確認していただきたく、お願いします」
と呼びかけていました。
その後、横浜市神奈川区の男性からある情報が飛び込んできました。

「ハヤテくんのことは
 ツイッターなどで以前から知っていました。
 時々用事があって訪問するエリアで、
 何度か犬をお散歩しているのを見かけたことがある方がいて、
 確か以前はボーダーコリーを1頭しか連れていなかったのに、
 いきなり成犬のボーダーコリーが1頭増えていました。
 見たところ年齢が若く、男のコのようです。
 自分はボーダーを飼っている訳ではないので、
 ハヤテくんに似ているかどうかの判断がつきませんが」
 

これだけでは、雲をつかむようなお話だったのですが、
何度かご連絡を取り合う中で、お話がかなり具体的だったので、
もしかしたら…と思うようになりました。
ちょうどその目撃されたエリアの近くに、
知り合いの知り合いが住んでいることが分かり、
それとなくその情報を調べてみたところ、
その若いボーダーコリーをつれている方が
「このコは4月に埼玉県に出かけた際にそこで保護した犬だ。
 うちの犬と同じ犬種なので連れて来た」
と周囲に話していたらしいことが判明しました。
年齢も1~2歳ではないか、ということです。

   4月、埼玉県、保護、オス、年齢は1~2歳 

という条件はハヤテとぴったり一致しました。
ところが、そのボーダーコリーを連れている方が
どこにお住まいのどなたなのかが分かりませんでした。
ここで、問題なのは、
上記の条件は一致する項目が多いのですが、
肝心のボーダーくんの外見的特徴が
ハヤテに似ているのか?の確認がとれない
点です。
ボーダーコリーは、私は究極の雑種だと思っております。
耳の形、目の形・色、体の大きさ、骨格構成、
コートの長さ・色、配色の入り方……
本当に個体によってさまざまでして、
一見してボーダーコリーに見えないボーダーも多数います。
ハヤテも、いわゆる犬種図鑑に載っているような
ボーダーコリーと比較すると、
コートの長さ、骨格構成、耳の形などが異なっています。
したがって、実際にその保護ボーダーくんを見てみたら、
まったくハヤテとは異なるタイプのボーダーコリーの
可能性も十分にある
のです。
今回は「放浪していた」という情報とは異なり、
どなたかが飼っている犬を探すということになるため、
近隣にポスター掲示などを大々的にして、大騒ぎしてしまうと
もし違っていたら、その保護している方に
多大なご迷惑がかかることになります。
よって、まずは、そのボーダーくんを見て、
実際にハヤテの身体的特徴と似ているのか? 
一致するのか?? を確認することが先決
です。

そのエリアとは、 横浜市鶴見区馬場 界隈です。
この近辺で犬のお散歩をしている方に
こんなボーダーコリーを見かけたことはないか?
とずいぶんと聞いて回りました。
地元の犬飼いのネットワークでも広く呼びかけてもらいました。
ところが、該当のボーダーくん一家が
どうしても探し出せません。
しかしながら、複数の筋から、
 以前ボーダー1頭飼いで最近になって
            いきなり成犬が1頭増えた

という方の存在は、チラホラ確認されており、
そういう方がこの界隈でお散歩している姿を
目撃されているのは確実です。

以前にもこのブログに経過を書きましたが、
鶴見区馬場界隈は土地の起伏が激しく、
住宅街の道が狭く、見通しの利かない土地柄です。
同じ時間にお散歩していても、ばったり出くわさない限り、
お互いにその存在には気づけません。
また、犬飼いさんが朝や夕方に大勢集まるような
要所となる大きな公園もありません。
「ボーダーコリー? この辺には飼われていないよ」
と聞いた5分後にその道を
ボーダーコリーがお散歩していたりします。
なので、当初はボーダー人口が低いエリアかと思って、
ボーダーコリーの目撃があれば、
すぐにそれに飛びついていたのですが、
探っていくと、違うボーダーだと判明する場合も多く、
探しているボーダーくんか否かの判別がつかないため、
急がば回れ、地元の方のご協力を得て、
そのエリアで住まいが判明しているボーダーをリストアップし、
ボーダー地図を作成しました。
すると、なんと、馬場周辺も含めると、
このエリアには実に20頭以上のボーダーコリーが
飼われていることが判明しました。
ボーダーコリー2頭飼いのご家族も何組も存在します!
この事実も、該当のボーダーくんを特定し、
探し出すのを困難にしていると感じています。

その後、
 このボーダーくんご一家が
 何らかの競技を週末に練習しているらしいこと、
 このボーダーくんは室内トイレがいい加減で
 保護している方が大変だとこぼしていたこと、
 (ハヤテもまったく同じで私も難儀していました)
 埼玉から保護してきたコは競技の素質がありそうだと
 保護者が言っていたこと
 
などなども聞こえて来ております。
お散歩させている方は、40~50歳代の、
ご夫婦と思われる男女が目撃されています。

また、こちらはまったく別のソースなのですが、
 6/30土曜日に、横浜市金沢区海の公園のドッグランで
 元気なボーダーコリーに出会い、
 年齢を訊ねたところ、
 お父さんが埼玉県にゴルフに行った帰りに
 保護して来たコで、
 獣医さんによると1~2歳だろうということ、
 未去勢なので近々去勢したいと思っているとのこと、
 中学生のお嬢さんが一緒にアジリティをやってみたい
 と言っていた

という情報が入って来ております。

馬場界隈で目撃されたボーダーくんと、
この海の公園ドッグランで目撃されたボーダーくんが
同一犬かどうかは、まったく分かりません。
 

もしかしたら、別のケースかもしれません。
その後、海の公園ドッグランの方は、
「5月に保護した」と言っていらしたことが
伝わってきました。
馬場のボーダーくんは4月に保護されているようですので、
まったく別のケースなのかもしれません。
が、同じ時期に、同じ埼玉県で、
ボーダーコリーのオスでどちらも1~2歳………
悩ましいところです。

馬場界隈の動物病院、商店なども含めて、
水面下でボーダーくんを探し始めて早2週間以上が経過し、
それでも探し出すことができないでおります。
もしかしたら、エリア外にお住まいで、
時々このエリア内に来ている方かもしれません。
その辺りのことはまったく分かりません。
横浜近辺の訓練所などにも聞いてもらっていますが、
該当するボーダーくんは見つかりません。

最近一番堪えたのは、未確認情報ながら
「近々去勢したい」と言っていたというくだりです。
もし、そのボーダーがハヤテだったとして、
私のあずかり知らないところで体にメスを入れられる…
そんなことがあるかもしれないと思うと、
胸を締め付けられるほど苦しく、大泣きした後、
正直眠れませんでした。

長くなりましたが、これが今の状況です。
まずは、このボーダーくんを探し出し
ハヤテと同じような身体的特徴を有しているかどうかを
確認したいと思っています。

私、現在の協力者の方々だけでは、
どうしても探し出せないので、
広く皆さんに呼びかけ、情報をいただきたく思います。
心当たりのある方、ぜひどんな情報でもいいので
お願いいたします。
また、もし、私たちが探しているボーダーくんを
保護している方ご自身がこのブログを閲覧されていましたら、
ご連絡をいただけませんでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

080-3004-1477
inu_go_ya@i.softbank.jp

捜索覚え書き 7/6~

神奈川県の海老名でボーダーコリーの収容情報がありました。
問い合わせたところ、収容日当日に、
無事におウチに帰れたとのことです。
本当に良かったです!

埼玉県の春日部でも黒白の犬が保護されておりました。
こちらは画像確認ができましたので、
ハヤテではないことがすぐに分かりました。

いずれも情報を寄せてくださった方、
ありがとうございましたm(_ _)m。
各地での収容情報など、なかなか追いきれないので、
こうやってご連絡くださると本当に助かります。
皆さんがハヤテのことをまだ気にかけていてくださり、
感謝の気持ちでいっぱいです。

姉犬の体調が不安で遠出ができないため、
埼玉県内のチラシの再整備をはじめております。
県内の動物病院を中心に、
再度ポスターの掲示をお願いするつもりです。
近場から、東西南北の各方面に配布していきます。
土曜日と昨日、これまでほとんど捜索してこなかった
我が家から東方面、加須市内の動物病院を回りました。
各病院さま、ご協力いただきまして、ありがとうございます。
順次、手配していこうと思います。

**************以上7/31(火)午前06:10記述

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プロフィール

すーちゃん

Author:すーちゃん
さまざまな経験を経て、愛犬ボーダーコリーの股関節疾患(?)騒動が、犬のボディケアサロン犬護舎開院(埼玉県)のきっかけとなりました。ボーダーコリーCHARAとクリームヒーラー(?ホントはMIX・笑)HAL9000はお星さまになりました。白黒ボーダーHAYATEについては下記をご覧ください。
2017年MプードルのHUEHUE(5歳)とアジリティの日本代表として米国に遠征しました。ボーダーGEO(生後半年)とはオビディエンスを楽しむ予定です。


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2008年11月18日付
dogmark.netへ

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